2018年08月18日

土管設置と伐開をしました

今日はこの時期には珍しく涼しい気温の中活動をしました。

先日準備した排水管の設置と伐開の続きです。

コルゲート管は、設置場所の土砂をきれいに取り除いて浮き留めの松くい打ちや挿入口の整形などをして既存管側へ被せるように挿入しました。

コルゲート管の整形はチェーンソーでカットします。また、被せ部分はブルーシートで隙間を養生した上でスチールチェーンを巻いて番線で固定。

そのうえで松くいと番線で管を上から押さえて設置。

最後に既存管周りの掘削で地中から取り出したコンクリートガラを管の周りに埋めて完了しました。

伐開は藪を整理しながら枯損木や細木を除伐したうえで大径木の伐倒です。

伐倒希望者を募り、今日は参加者の一人が最後に伐倒し玉切りまで終了としました。

切って見ると、直系65cm、樹齢70年の良材でした。

来週も引き続き活動をしていきます。

9名のメンバーが集まりました。

綿密な管設置の打ち合わせボードです。

重機プロの参加者は仕事が速い!

バケットで「くい押し」・・禁止されている「くい打ち」ではありません。

挿入前に管径を整形して作業しやすいように事前準備しました。
コルゲート管はプラスチック製なのでチェーンソーで切ることができます。

設置ほぼ完了の写真。既存管との接合部は土砂崩れ防止にブルーシートを巻きスチールチェーンを回して固定しました。
管の中心両側には松くいを打ちと番線渡しで浮き上がり防止策としています。

設置した管からはもう沢水が流れてきます。
この上に土盛りをして上の侵入路を拡幅とする計画です。

流れている沢水は冷たくて綺麗に透き通っていました。
完成後は水場も整備していきましょう。
三助山に待望の水利場所ができます。

参加者の差し入れ、スイカも冷たい沢水で冷やし、全員でおいしくいただきました。

いっぽう・・
伐開メンバーは藪払いから始めました。
藪を払ってみると旧作業道らしい跡も発見!

伐倒したスギの枝払いもしながら。

最後に大径スギを伐倒することになり・・
希望者が取り掛かっています。慎重に受け口を作る様子。

周りは手を休めてお手並み拝見・・ではなく、手伝うために待機しています。

クサビを使って伐倒します。山側へ倒すのですが枝張りと逆向きになるので重心移動させるために相当な回数でクサビを打ち続けました。
https://youtu.be/RFCDK9AyjL8

倒してみると、綺麗な木目です。
直系65cm 樹齢70年生でした。

大径木の玉切りはクサビを使うようにしましょう。
https://youtu.be/mWNGyLJBVho

posted by 森林整備自主研究ラボ at 17:08| Comment(0) | 三助山土場整備

2018年08月12日

土管設置準備しました

8月11日、9時からメンバーが集まって土管の設置場所づくりと伐開をはじめました。

土管設置は既存のコルゲート管出口周りの土砂を掘削して管を露出させる作業です。

掘削場所までバックホウで道を作りながら開削していきます。

土管周りの土砂を掘削してみると、コンクリートガラが多く埋まっていて作業の邪魔をしていましたが、

なんとか管周りの土砂とガラを取り除いて土管設置の準備ができました。

進入路拡幅用の山土採取予定場所の潅木も少しずつ伐採をして今日の作業は完了です。

※番外のお知らせ

三助山南側隣の地主様に三助山主さまと挨拶に伺いました。

地元大沢地区に長く住んでいらっしゃるお宅です。

聞くと、三助山南側の周辺山でスギ、雑木山をお持ちで30年以上手入れができていないとのこと。

山整備の協力可能性にご興味をおもちでした。

当会の活動と連携できる道筋をさぐることを考えていこうと思います。

管理責任者 : RockPoint

posted by 森林整備自主研究ラボ at 12:26| Comment(0) | 三助山土場整備

2018年08月04日

現場で原木伐採と出荷の実態見学をしました

会員の知り合いに素材生産をしている方がいらっしゃるというので、

酷暑のなか大変お忙しいところ、お邪魔して伐採現場からみた出荷の実態をお聞きしてきました。

原木の実際の価値や作業にかかわる森林整備の要点など。

この事業社さんは、補助金を一切入れずにスギ林1町歩で最低50万以上を山主還元とのこと。

原木をみると、ほとんど手が入っていなかったのでC級以下が多くみられます。

行政や森林組合とは一味ちがう情報を本音で伺うことができました。

 

 ・スギは50〜60年以上立派に育ってもトビ腐れが入りやすいので出荷の樹齢は大事。

 ・スギ林の天然更新でも十分な雑木が育つので植林していない。

 ・丁寧に育てていないスギは大径でも価値がない。

 ・作業道を丁寧に作っても継続して価値あるスギが出荷できなければ無意味。

 

何を目的に森林整備をしていくか再考させられるおはなしでした。

会員の山をごらんいただく機会をもつことにしています。

森林整備のありかたを考える良い機会でした。

 

 

1台1千万円の運搬車に乗って現場へ向かいます。
輸入スポーツカーよりも高価な乗り物、スバラシイ!

 

 

やがて前方に開ける伐採現場。
道はバックホウで作ったのかと思いきやグラップルで作ってしまうとのこと。
いちいち重機のバケットに変えたりしないで済ますのだそうです。

 

中腹にはプロセッサーが。
この後、わざわざ稼動して玉切りとハイ積みを実演していただきました。
大感謝です。

 

 

周辺に散らかっているおが屑(ソーチェーン屑?)を見ると、綺麗な切り屑になっているので、
刃の研ぎ頻度を聞くと・・・「わが社は元々刃物機械販売なので・・」
どおりで切れるはずです、機械のメンテナンスにはプロのこだわりがあったようで。
枝落とし刃も綺麗に研がれていました。

 

 

 

休憩時間に原木の品質や価値の実際、機械の活用法など教科書に載らない
現場ならでのノウハウをじっくりとお聞きしました。
そばに集めたスギで腐れの入った一本を梢まで観察しても外見から腐れはわかりません。
一本一本で判断するよりも、土や地形によってそこに生えた集団で判断するらしいいです。
この業者さまは立ち木を買って伐採・出荷しています。

 

 

休憩後にプロセッサーの実演開始!
講習会などで覚えるのですか?と聞いてみたのですが、
メーカーから扱い方の説明をされたあとは自分で覚えるとのこと。
使いこなすのはそんなに大変ではないようです。 
とはいうものの自分はとても無理。

当初はチェーンソーで玉切りしていたそうですが、これを入れてからは
だれも手切りをしなくなったらしく、たまに機械修理で動かないときは
手切り作業に社員から苦情がでるそうです。

 

 

動画が見られる方は注目してください。
玉切りの途中で薄く輪切りしているのは、腐れがないところまで小口をカットしています。

 

 

玉切りした材はグラップルで作業車に積み込みです。
道作りもこのグラップルでやってしまう!
沢を渡る橋、法面補強、軟弱路盤改良も丸太でやってしまうので確かに
グラップルのほうが作業は早いかもしれません。

ちなみに、伐倒はチェーンソーで手切りしたあとグラップルで押し倒していました。
そのため、伐倒方向はすべて同一にされています。

作業車への積み込みはとても丁寧に注意して揃えていました・・・・その訳は・・

 

作業車を運転しているのが高齢の社長だからでしょう!
お忙しい中、大変おせわになりました。

posted by 森林整備自主研究ラボ at 14:43| Comment(0) | 三助山土場整備